梅の種 文様記録

柄や色の覚え書き

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

洒落帯 

手描き染帯舟と花 「 洒落帯」という言葉は、着物の本のあれこれを読み始めるとよく目にします。 今は「洒落」「しゃれ」という言葉が何かの分類に使われることは少なくて、物の基準ではない、ということですね。シャレジャケット、とかしゃれベルト、とか言…

道長取り

道長取り 亀甲と具象柄あれこれ 和服の文様構成の一。継色紙から取り入れた技法で、いくつかの色・柄の違う模様をちぎって貼り合わせたように、曲線や折れ線で区切って置いたもの。 (大辞林 第3版 kotobank.jpより) 白地に水色と少しの赤や深緑を配して水…

鶴と葉 更紗唐草風織柄

鶴と唐草風葉文様 唐草模様、というとまず検索してでてくるのは、緑の背景に白で渦巻き模様のような縁に近い曲線の続き模様の中に時折、小さな葉が表現されている、というもの。 代表的な使用場所は風呂敷。獅子舞の胴体部分の布。 漫画の中でドロボウが盗品…