梅の種 文様記録

柄や色の覚え書き

菊の名前

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細管の菊

今週続けてきた菊の柄、最後はまた違う形の表現です。

武田菱のような織柄の上に白い鹿子絞りをつなげて細い花びらのカールした菊、それも大柄のものを全体にちりばめた着物の一部です。

 

この形の菊は家庭に飾られることも、仏壇のお供えになることもなく、一番見かけたのは菊の展示会、菊人形、というのも今でもあるのでしょうか。

関西でずっと過ごしていたので菊人形といえば枚方でした。

枚方、ひらかた、と読みます。

ひらかたパークひらパー兄さん、とか園長、とかででこの地名を知った人もいるかと思いますが、ご存知ない方もいるかもしれませんね。

 

こちらは超ひらパー兄さん資料室。

http://www.hirakatapark.co.jp/hirapar_niisan/

 

この形の菊に名前はついているのか調べたところ細管というそうです。公益社団法人のサイトによるとこういう花びらが細く伸びているものは「管物」というそうです。

 

https://www.jataff.jp/kiku/kiku03-1.htm

詳細はこのサイトにありますが、形による分類しかわからない。

菊の名前も薔薇のように種類によって固定名がついているのかと思っていたらそうではなさそうで、ちょっとガッカリしました。

 

でも、最近見つけたサイトには何種類か名前のついた菊があるようです。

このサイトで見つけました。

https://gardenstory.jp/plants/33044


 たぶん大きさが違っているので大輪の菊の名前ではないと思いますが、この菊はグリーンシャムロックかアナスタシアグリーンのどちらかに似ています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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https://www.mercari.com/jp/items/m58995733226/