梅の種 文様記録

柄や色の覚え書き

鱗紋

 

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鱗紋

前回アップした七宝の柄が入っている帯の柄拡大です。

正円と思った七宝が楕円になっているのですが、これは確か、斜めに撮ったからだったはず(後日確認要)

 

三角形が連なっているものが鱗紋です。七宝の柄や花菱、四つ目紋、左下の部分の柄名がまだ見つけられていないのですが、それぞれの織柄の布をアップリケのように縫い付けたような柄になっています。また、動きのある変形三角形のように見える白い柄、これは鹿の子絞りのような柄で大きな三角形が花だとしたらそれを盛り上げる葉っぱのような位置づけで配置されていてとてもいい柄だと思います。

 

で。

この帯はアップリケでもパッチワークでもなく(帯の和柄を説明するのになぜカタカナ言葉しか出てこないのか)最初から全部の柄が織り出されているということ。渋い柄で戦国武将にまつわる柄で構成されているし、どういう人がどういう気持ちで身につけていたのか、想像してみたりします。

 

 

 

一番シンプルな鱗紋は下の画像の中の左上から右下にかけての部分の柄。

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鱗紋や亀甲など

 

 

 

 #plumstone 

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