梅の種 文様記録

柄や色の覚え書き

市松

f:id:plumstone131:20191121010826j:plain

市松地に蝶

市松、ということでこの画像にタイトルをつけましたが、箔や蝶の方がめだちます。


前回、亀甲と花菱に使った画像の帯とこの帯は、中央で切り替えられているので似ています。

中央から左が市松、蝶の部分は右側半分の中の半分ちょっとで端の方はもう一度市松模様になっていて、たぶん、この切り替え方と面積は黄金律のように収まりやすいバランスなのでしょうね。

前回の帯も実は中央だけでなく左側の半分あたりと両端で切り替えられて地柄のない部分や無地の部分がありました。柄の中の、ヌケ感部分ですね。

 

市松、四角が連なった模様で、和柄だけではなくチェッカー ボードとしてヨーロッパでも昔からありますし、人間が手で線を書いて図を描いて、という作業をする時に誰でも簡単に描く形なので基本中の基本図形です。まる、さんかく、しかく、絵本の題材でもいっぱいありそうですし、子供が最初に描く形はたぶん丸、その後三角四角の順ではないかな。

 

市松模様を紹介したサイトはたくさんあるので今回は子供にもわかりやすそうなところで、オリンピックとの関連などもあるこちらで。

mainichi.jp

 

私がさいきんはまった小説「あきない世傳 金と銀」(高田郁・時代小説文庫)にも登場する柄です。あれこれ説明はなしです。

 

 

 

 

 

 

 

 #plumstone 

https://www.mercari.com/jp/items/m99152865429/

トップ画像の帯はメルカリに出品しています。→売れました