ユニフォームに使われた幾何柄いろいろ
青海波、麻の葉と続けて季夏柄のことを書きましたが、先週までずっと気になっていたのがラグビーW杯のビジュアルで使われていた和柄の一連です。ユニフォームの地柄もいくつもの柄が編まれていましたがこの帯も同じように、1枚の中に柄見本のように配置されています。青海波と麻の葉はここには使われていないようです。
市松
鱗紋 亀甲 菱型の何か名前のありそうな柄(赤地部分)
亀甲
紗綾形 矢羽
すぐに名前がわかるのはこれくらいです。
この帯はさらに縦に黄色と若草色の2本のラインが入り、ある種盛りだくさんの派手な柄なので踊りの衣装だったのかもしれません。
普通に着るならパーティーや夜遊びに向くのでしょうか。
帯に負けないような派手めではっきりした色や白黒といった両極端の無彩色で、具象的な柄のない着物との強めの組み合わせが浮かびます。
*この帯はメルカリにセットで出品しています。